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出雲の窯
八幡焼
布志名焼
御代焼
錦山焼
萬祥山焼
楽山焼
袖師焼
母里焼
出西焼
石見焼
 土と釉薬
 登り窯
 はんどの話
 

【出雲の窯】
出雲地方の焼き物は延宝五年(1677)、松江藩主の松平綱近が、萩焼の陶工を招いたのをきっかけに盛んになったといわれ、松江藩御用達の楽山焼、不味公好みの布志名焼など、おもに茶道具を中心に焼かれていた。その後、しだいに民芸調の実用的な日常食器も作られるようになり、幕末から明治、大正期に隆盛期を迎える。昭和初期の民芸運動の中で開窯した抽師焼など、出雲伝統陶器の味わいを現在に伝え続けている。

八幡焼
江戸時代中期に開窯。青釉が特徴で、食器、花器、茶器などの民芸陶器を作陶している。

八幡焼窯元 伝統を踏まえ、現代に即した作品造り広瀬町特産品
青釉薬を特色として、殊にその青釉をほどこした食器をはじめとする作品は、広く愛用されています。近年、木ノ葉天目、又、地元産の含鉄鉱による鉄釉窯変の陶筥、花器、そして、赤泥の焼締等、伝統を踏まえながら現代に則した新しい作品を制作。茶器・花器・日用食器
島根県能義郡広瀬町広瀬99・Tel:0854-32-3469

布志名焼
江戸中期に開窯く柔らかい雰囲気の黄釉が特徴。現在は,西洋風の陶技をとりいれて、新しい民芸陶器の創作を行っている。

布志名焼 雲寅窯 伝統と現代に合った作品造り玉湯町特産品
器への絵付は技術的にも難しく手間のかかる仕事ですが昔の布志名の優品を手本に少しでも近づけたらと思いつつ日々努力しています。布志名焼の伝統を大切にして現代に合う個性豊かなあたたかみのある作品造りを心掛けて製作しています。抹茶茶碗・煎茶茶碗・香合・花器
島根県八束郡玉湯町布志名184・Tel:0852-62-2397
布志名焼 雲善窯 不昧公好みの陶風を受け継ぐ玉湯町特産品
現在は初期の素朴な釉薬を生かした作品づくりを手掛けています。主として乾山大根茶碗、御本写立鶴、不味公好み海老絵茶碗、刷毛目、伊羅保、布志名青磁などの水指ほか茶道具等伝統を伝えた作品があります。
茶碗・水差・花器
島根県八束郡玉湯町布志名184・Tel:0852-62-2397

御代焼
江戸後期に開窯。藩の御用土にも定められていた良質な陶土から、茶碗、水差など、主に茶道具を焼きだしている。

御代窯  良質な陶土に恵まれた歴史のある窯加茂町特産品
御代窯は八岐の大蛇の伝説で名高い斐伊川のほとりにあります。この三代の郷は陶土の里として有名で松江藩二代藩主隆公はこの陶土の真価を見い出し藩の御用土に定められました。 作品としては、茶碗、花生、水指など茶道具を主としております。
島根県大原郡加茂町三代1824-7・Tel:0854-49-7780

錦山焼
江戸末期に開窯。中海の別名錦海、錦ケ浦にちなんで命名。多彩
な色調と配色を特徴とする。

錦山焼窯元 多様な釉の作り出す小さな宇宙に魅入る安来市特産品
陶器,島根…呉須粕と青磁柚・飴粕等の調合発色に励み努めて現在に及んで参りました。今後も皆様方のくらし日々のお生活の風雅の御手伝いの一助にでもなり得ますならばと念じつつ制作しております。
花瓶・置物・筥物・装飾品・茶器・酒器・日用雑貨
島根県安来市西十神町1987・Tel:0854-22-2627

萬祥山焼
明治5年頃に開窯。茶道臭が主でそのほかにも酒器、花器などを作陶している。

萬祥山窯 茶道具から日用品まで円熟の作品出雲市特産品
萬祥山窯は豊富な陶土が発見された出雲市大津町で明治初年に創業。代々研鑚を重ね、幾多の変遷を経て、各々の代において作風に特徴があります。伝統をふまえ、新しき時代に調和した釉薬作陶に探究、精励しつつ作品を生み出しています。作品は茶碗が主体です。花生、蓋置、湯呑、香合 ほか
島根県出雲市大津町2669・Tel:0853-21-0488

楽山焼
江戸時代、松江藩御用窯であり300年以上の歴史をもつ。いらぼ釉による茶.陶の代表窯として、数々の名品を作陶しつづけている。

楽山窯 松江藩御用窯としての格式と品位を継承松江市特産品
延宝五年、松江藩の御用窯として松江市東郊の御立山に築窯され、「御立山焼」、「御山焼」とも呼ばれ、明治の頃から「楽山焼」と呼ばれるようになりました。御用窯の格式を重んじ、品位を重祝いかにも大名道具らしさが見受けられます。茶碗・香合・花器
島根県松江市西川津町2512・Tel:0852-26-0793

袖師焼
江戸末期に開窯。先人から継承し続けてきた伝統を生かしながら、簡素で使いやすい作品を作り出している。

袖師窯 現代生活にあったすこやかなやきもの松江市特産品
健康で簡素のなかにも潤がある器を造ることを心がけております。釉薬は、地釉、柿釉、コス釉、糠白釉、藁白釉、辰砂等があり、掛分、抜蝋文、鉄絵、櫛目などの手法を特徴としております。
糠白釉深鉢・糠白釉水差・笹絵文茶器・抜絵文コーヒー・掛分酒器

島根県松江市袖師町3-32・Tel:0852-21-3974

母里焼
江戸末期母里藩の藩窯として開窯。明治22年に登り窯が築かれ、今なお捏鉢や漬物鉢、食器類などの日用品を焼成している。

母里窯 心と心の触れあう昔ながらの日用陶器伯太町特産品
茶碗は近年萩焼風のものも焼いていますが使えば使う程昧の出る作品を目指しています。日用陶器の内では伝統的な卸し皿が特に好評で他に青ゴスと呼ぶボテボテ茶碗などがあります。
茶碗・卸し皿・湯飲み・青ゴス・日用雑器
島根県能義郡伯太町東母里豊岡1278-3・Tel:0854-37-0363

出西焼
使いやすさとともに「用の美」が生かされた食 器類、酒器、灰 皿、花瓶、茶器など多種多様な日常品が作られている。

出西窯 共同窯で作る温かな民芸調の器斐川町特産品
柳宗悦先生、河井寛次郎先生達の教えにめぐりあい、民藝の教えを作陶の理念として、健やかで、あたたかい実用の陶器作りをモットーに、製作しています。二〇名ばかりの共同体となり、大きい登り窯を中心に灯油の窯も用いて高温焼成の丈夫な陶器作りにはげんでいます。
島根県簸川郡斐川町出西3368・Tel:0853-72-0239

【石見焼】
県西部の江津市、浜田市を中心に東西に広がる石見地方は、良質の陶土に恵まれている。この地方に古くから伝わる製陶技術(しの作り)でつくられた焼き物を石見焼と呼ぶ。1881年頃から水がめ(はんど)など大物粗陶器が生産されるようになり、江戸末期には、北前船により、北陸、九州などにも運ばれ、その名が広く知れわたった。現在では、大物を焼く技術が生かされたテーブルや傘立てなど、多彩な商品が作られている。平成六年、独特な味わいと温かみを持つ焼き物として国の伝統的工芸品に指定された。
土と釉薬

島根は良質の土と水に恵まれ、とくに石見の陶土は粘りがあって腰が強く、高温で焼くことが可能である。そのため硬くて丈夫で、水もれがなく、耐酸性、耐アルカリ性の高い焼き物が作られている。また、来待石を用いた来待軸薬(うわ薬)は島根独特のもので、焼くと色鮮やかな朱赤を放ち、作品に深い趣を添える。
登り窯
温泉津町は焼き物の里として知られ、十五段(長さ三〇メートル)と、十段(長さ二〇メートル)の登り釜が修復されている。登り窯の大きさは全国でも最大級で、春と秋に開催される「やきもの祭り」では、昔ながらのやり方で火入れが行われている。登り窯と隣接する「焼き物館」では、温泉津焼を紹介しており、創作体験もできる。
はんどの話
はんどってなに?
やさしいアメ色をしたかめは、「はんど」と呼ぶ。はんどは石見焼のオリジナル陶器で、江戸時代中期から後期にかけて、温泉津を中心に盛んに焼かれていた。
何に使うの?
大きなものは水がめとして、小さなものは塩などを入れるツボとして使われ、昔は生活必需品だった。現在でも、漬物用や味噌の貯蔵用として焼かれている。
大きさ
江戸時代には、大小さまぎまなはんどが作られ、大きなものになると高さが一メートル以上もあった。
どうやって作るの?
粘土を総状にして積み上げながら、内側に板を入れ、外から板でたたいて表面をならしていく、伝統的な「たたきしめ」で作られていた。
江戸時代に大ヒット
温泉津は石見銀山の銀鉱石の積み出しや、生活物資の搬入港としてにぎわい、北前船が往来していた。はんどはその北前船に乗せられ、全国に運ばれていた。今でも、山形県の酒田や北海道の松前の古い屋敷では、はんどを見かけることがある。

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