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島根県の西部地域を石見と書いて(いわみ)といい宮内窯は昭和四五年現在地に開窯しました。この地方は都野津層と呼ぶ良質の陶土が埋蔵している所で江戸末期から明治にかけて石見焼の一大特徴である大水甕が集中的に作られ、その作柄はたたきしめの伝統によるものと言われていた所です。良質の陶土を一、三〇〇度の高温で焼き耐久力に優れています。作風は伝統継承を受け大形陶器を得意とし大水甕、水蓮鉢、傘立、庭園セット、大飾皿など、いずれも新しい住居装飾的イメージの強いものを作っています。
また、小物は日用食器にも励んでいます。刷毛目模様、釉は透明、来待、鉄黒、アメ釉、流し掛けとしてワラ灰、酸化銅を使用しています。製作法としては、大物小物はロクロ製形、一部機械ロクロも使用しています。
作品は地元はもとより、全国各地へ出荷して石見焼(宮内窯)を広く紹介しています。
石見焼は、平成六年に国の伝統的工芸品の指定を受けています。
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