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昭和四七年から足掛五年程、袖師窯三代目尾野敏郎氏(故人)の下で陶技を修め、昭和五一二年より松江市東津田町の天神川沿にて出雲窯(しゅっとうがま)を開く事になりました。以来当地にて、日々陶芸にいそしんでおります。
抹茶茶碗は伊羅保、刷毛目を中心に、又、コーヒーカップ、マグカップ、湯呑、酒器などの食器は呉須釉、辰砂釉、鉄釉などの釉薬を用い、日々是、研鑽に努めています。
尚、粘土などの原料は、主に地元産の物を用いています。浜田市宇野、松江市法吉、加茂町三代等々出土の粘土で主な製品を作っている次第です。
潤いに欠け、無味乾燥な当節、或いは世紀末を呼号されるこの時だからこそ一層、日々努力のうちに、伸びやかで、暖かみのある陶器が作れればと思っています。
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