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仏像彫刻

昭和35年3月2日生

松江市大庭町1614(出雲かんべの里)
tel:0852-28-0045

無心で彫ることで親しみを表現、脱サラから仏像彫刻の道へ !
 
「自分の仏像彫刻の道は、今ようやく入り口に立ったばかり」という川島さん。25歳の時に脱サラし、「もっと自然と親しみたい」と北海道で木彫りに取り組み、アクセサリー、小物作りをスタートした。29歳で帰郷すると、木地人形製作の松谷伸吉さんに師事し、今度はろくろ細工を始めた。仏像彫刻は、このときに出会った。
仏像作りは、ほとんど独学。気をつけていることは、「無心で彫ること」という。彫り進めていくうちに、どうしてもその作者なりの顔つきが出てきてしまう。常に無心で彫りつづけていくうことで、親しみにあふれる表情ができるという。これが仏像彫刻の醍醐味だ。
「作家や見る人の感性によて評価が変わる芸術作品と違い、仏像は顔立ちのよさや彫刻の細やかさといった完成度が誰の目にもすぐに分かってしまう」。自己満足だけではすまないのが厳しいところだ。
例えば、釈迦像と阿弥陀如来像では、表情も髪型も、衣に至るまで異なる。それぞれの形が決まっているため、そこにはオリジナリティの入り込む余地は無い。時には、自分のイメージする仏像が表現できずに悩み、頭だけ、手だけ、足だけを彫ることもある。こんなときは、気を落ち着けて、「常に無心であること」という基本に立ち返る。
「もっと身近に置いて手を合わせてもらえるような、親しみのある仏像づくり」が目標。製作した仏像のうち数体は、県内のお寺のお堂に納められている。
「いざお寺に納められるようになるとなんだかおそれ多い気持ち」と照れ笑いをするが、これが大きな励みとなり、「よりいいものを作らなくては」との思いが強くなるという。