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パッチワーク

昭和26年2月14日生

大原郡加茂町加茂中1305-3
tel:0854-49-8425

パッチワークに「和」の技法を、古布の再現に力注ぐ !
 
小さな布を一針ずつ心を込めて綴り、一枚の絵画を思わせる作品に仕上げる。パッチワーク製作はデザインをイメージし、材料を切り、糸でつないでいく作業。芯入れからキルティングと、出来上がりまでの工程はさながら一件の家を建てるようだという。加茂町で教室を開き、製作活動を続ける八幡垣睦子さんは、幼いころから布と親しみ、以前は洋服のオーダーメイドを手掛けていた。布とは長い付き合いだ。
生徒と二年に一度開く個展には、それぞれが思い思いのイメージで綴ったキルトが並ぶ。八幡垣さんの作品は壁面に飾るものばかりでなく、六折れ屏風など斬新な作品も多い。
最近は、アメリカコットンを使ったものから、次第に日本の古い布を使ったものへと作品の傾向が変わっている。古布の持つ年代を経た色合いや風合いは、現代の布地に無い温もりと味わいがある。それらをつなぎ合わせたとき、一枚一枚の布に染め込んだ様々な歴史の香りが広がる。八幡垣さんは、作品に仕上げることで眠っていた古布に新しい命を吹き込む。完成までには二、三ケ月の時間を要し、大作になるとそれ以上かかることもあるという。
今、一番の感心は「古布の再現」。これはという布を見つけるのはなかなか難しい。「どうしても古布を手に入れたい、使いたいという人のために再現していく。古布を再現する染織の方法を文章として残していきたい」。染織家と協力しながら活動中だ。