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和紙工芸

昭和17年11月30日生

安来市荒島町2759-2
tel:0854-28-7475

和紙を使った立体工芸、アメリカでも作品展を!
 
病床だった子供時代、野崎さんは、小鳥のさえずりや季節の花々の香りを一枚の障子越しに感じたという。それはまるで。自然の息吹きを映し出す映画のスクリーンのように思え、励まされた。これが最初の紙との出会いだった。
27歳の時に和紙を使った表現をしたいとちぎり絵を学び、指導員として活躍。さらにもっと違った表現方法を追求したいと、平成2年から和紙工芸の道を歩むことに。
平面的な和紙をどう立体として表現するかが今のテーマ。県内産の和紙を使いながら「暮らしに役立つ美しいものをと、革と組み合わせたカバンや、陶器と組み合わせたアクセサリーなど、野崎さんならではの斬新な作品が次々に生まれた。
中でも目を引くのが、紙で作った洋服だ。紙を縒(よ)って糸状にしたものを、編んだり織ったりして布地のようにして、"紙布"を作っていく。多くの人の協力を得て、これまでにウェディングドレスやワンピースなどを製作した。
紙で出来ているとは思えない、しなやかで繊細な表情をもつ作品だ。特殊加工を施しており、普通の服と同様、洗濯もできる。
平成12年にはアメリカの日本大使館で作品展を開催。女性作家の作品だけが展示されるアメリカ国内の美術館「アートミュージアム」にも名前が登録された。
コツコツと研究した成果が認められた喜びをかみ締めている。