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かずらふくろう

昭和25年6月19日生

大田市大田町イ1492
tel:0854-82-3925

木との対話から生まれる作品、自然の表情をそのままに!
 
創作の世界に自分を見いだすのは「何気ない発見」が背中を押す場合が多い。
会社勤めをしていた和田孝夫さんは、コンピュータ導入の流れの中で退社。「機械に負けないような仕事がしたい」と創作の世界に踏み込んだ。
あるとき、和田さんは手元にあった葛を斜めに切ったところ、その紋様がふくろうの輪郭を想起させた。さらにその後、山で野バラのとげを見て、猛禽類のくちばしを想像し。「これだ!」と思ったという。そんな発想から生まれた「かずらふくろう」は平成10年、第39回全国推奨観光土産品審査会で最優秀賞の日本商工会頭賞を受賞し、多くの人にその存在を知らしめた。
材料採集のために山に入ると、そこで見かける植物は実に多くの発見を与えてくれるという。まったく同じように見える葛の切り口でも、ときには「ふくろう」のみならず「みのむし」や「雪だるま」に変化するにこともある。素材が自ら「こんな作品になりたい」と語っているように思えるそうだ。「私はただ木が語る言葉を受け止め、それにしたがって絵を描いているだけです」と、和田さんはあくまで謙虚に、少し照れくさそうに笑う。
自然のなかの「何気ない発見」が創造の源となる。これからも山の植物たちは和田さんにどんな言葉を語りかけるのだろう。