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陶磁器工

昭和4年11月20日生

那賀郡旭町木田453
tel:0855-45-0215

能面に魅せられて16年、身近な素材で色を表現!
 
本業の建具製造業を息子に譲り、能面作りを続ける高田さん。50歳を過ぎてから教室で能面作りを習い始め、その魅力に取りつかれ、はや16年。彫刻への強い興味をもっていたことが、この道を歩む大きな理由だった。
能面の種類は非常に多く、250種類にものぼるという。高田さんがこれまでに作ったのは30数種類だ。工程の中でも表情作りにはいつも苦労する。特に若い女性の面は表情がシンプル。その分、出来上がりの善し悪しがはっきり出るため難しい。しかもそれぞれの面に、正面、横、断面など五、六種類の図面と、面に当ててきちんと寸法に合っているかを確認するための十数枚の型紙がある。時代を経ても表情のラインは変わらない。決まり事だ。表情や顔色は、この図面に忠実に作られいくので図面は大切な財産だ。
最近は、新たな挑戦として、タマネギやススといった見近な素材で面の着色料を作っている。これらを煮出して出来た着色料は、微妙な肌色のくすみを表現してくれる。高田さんは、さらに他に良い材料はないものかと、探究には意欲を燃やす。
古来の文化を感じながら、能面づくりを通して自分なりに伝統や技術を後世に伝えていくのが高田さんの願いだ。