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老化防止には茶が一番
老化は誰しも避けられないものですが,同じ年齢であってもある人は10歳も若く見え,またある人は10歳も老けて見えるということがよくあります。
そのような違いが起こるのは,体内に取り込む酸素と大きな関係があります。酸素は私たちが生きていく上で欠かせないものですが,一方で活性酸素というやっかいな物質もつくり出します。活性酸素にはいろいろな物質と結びついて酸化する性質があり,脂質といっしょになると過酸化脂質という有害な物質を生み出します。
老化はまさにこの脂質の過酸化によって起こります。現に過酸化脂質が血管に作用すると動脈硬化や血栓痘などの病気となり,他にもさまざまな成人病が起こります。また,過酸化脂質からつくられるリポフスチンは老化色素ともいわれ,年をとるにつれて体内に蓄積するため老化の指標ともなっている物質です。
そこで,老化を防止するには過酸化脂質をできるだけつくらないようにし,さらに活性酸素の生成を抑えることにあるのですが,それに対抗する,つまり抗酸化作用を持つ成分が茶には豊富に含まれているのです。ビタミンCとビタミンEにその働きがあることは以前からわかっていましたが,最近になってカテキンにも強い抗酸化作用のあることが判明しました。それもビタミンCの10倍,ビタミンEの20倍もあります。また,カテキンとこれらのビタミンとが共存すると相乗作用が起き,個々の働きがいっそう強まることも確認されています。
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