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茶の産地
茶という飲み物は世界中に存在し,その国その国で人々に愛され飲まれています。いったい茶はどのようにして世界中に広がっていったのでしょうか。また茶にはどのような種類があるのでしょうか。
日本の茶と世界の茶
日本へは茶は中国から伝わりましたが,世界の他の国々にも茶は中国から伝わっていきました。陸づたいでモンゴルやチベットヘ,また海づたいでヨーロッパに運ばれたのです。しかし,茶がヨーロッパに伝わるのは大航海時代に入る16世紀になってからです。この頃,中国との交易を独占していたのはポルトガルです。ポルトガルは香港を植民地にし,マカオを基地として茶を本国こ送りました。17世紀に入ると,ポルトガルに代わってアジア交易の覇権を握ったオランダによって,中国の茶がイギリスにも輸出されるようになりました。こうして茶は世界中に広まっていったのです。
しかし,世界の隅々にまで普及したのは今世紀に入ってからです。生産国も19世紀初頭には中国だけだったのが,同世紀の半ばにはインドとセイロンに拡がり,さらに現在ではアフリカや南米でも茶は生産されています。1992年の統計によると,世界の茶の生産景は247万トンで,その内緑茶は20%強の57万トン,ウーロン茶は約10市トン,紅茶は約180万トンとなっています。
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