島根の野菜…水と土と風が育む豊かな恵み
島根の風土と、そこに生きる人々が智恵と技術によって作り、受け継いできた特産野菜。そこには、恵まれた自然条件に甘えず、手をかけて慈しみながら育てる人たちの愛情が見てとれる。
わさび
山峡の清らかな水が常に流れ落ちる場所にワサビ田は作られる。手を切るような冷たい清流こそが、香気高い天然ワサビを育んでくれるのである。ワサビは静岡、長野に次ぐ代表的な産地であり、大田市、美濃郡、鹿足郡で主に栽培され、京阪神の市場では「島根ものでなくては」といわれるはどの評判である。根ワサビはすしはもちろん、そばの薬味、豆腐料理のあしらい、わさび漬などに主に使われているが、近年は葉ワサビも漬物用に珍重されている。いずれも山の香りが食欲をそそり、酒の肴に、熱いご飯にとよく合う。
【照会先】
大田市商工観光課 0854-82-1600
匹見町企画課 0856-56-0300
日原町観光協会 0856-74-1221
六日市町企画課 0856-77-1111
黒田セリ
古くから松江市の西北にある黒田町一帯の水田で栽培されているセリのこと。鮮やかですがすがしい緑色で香りも豊か。よそのものに比べてアクも少なく、やわらかさが持ち味となっている。この地域では自然の湧き水が豊かで、自生のセリが豊富だったことから、松江藩では農民たちに小川や田んぼでセリを栽培させたといわれている。鍋もの、吸い物、そしておひたしとして欠かせない庶民の味である。
出西しょうが
簸川郡の出西村(現斐川町)は、江戸時代からしょうがの産地として名高い。小ぶりながららも、しようが独特の香りが豊かで、独特な辛味と歯応えの良さに特徴がある。薬味としてだけでなく和え物にしてサラダ感覚で食べるのもおいしい。また、保存食・常備食にも最適である。
キャベツ
東西に長く、標高差に富んでいる島根県では、その地形を活かして夏は涼しい山間部、冬は平野部の各産地で作られている。そのため、島根産のキャベツはリレー出荷が可能で、四季を通じて食単に美味しさをお届けすることができる。
たまねぎ
斐川町のたまねぎは、光沢があって日持ちがすると大阪や広島市で「斐川のみがきたまねぎ」として人気が高い。出荷の際、選別、皮はぎ、みがき作業と、農家の手作業によって入念に行われているため、美しく、傷のないたまねぎを送り出すことができる。冬期が比較的低温のため、玉絞まりが良い。
ブロッコリー
主に平田市や佐田町の平坦都で栽培される。女性たちが真心をこめて丁寧に育てるため、「かあちゃんブロコッリー」と呼ばれる。また転作田で栽培されるため、柔らかく食味がいい。収穫後すぐに温度を下げて出荷するので鮮度も抜群。五−六月の収穫(初夏どり)が多いのも特徴。主な出荷先は京阪神で、品質には定評があり、西日本では五本の指に入るほど。平成十二年度からは出雲市でも栽培を始める。
青ねぎ・白ねぎ
青ねぎは県内で最も生産量が伸びつつある野菜の一つ。栽培は出雲地方で多く、大部分はハウスで栽培され、地元や大阪方面に出荷される。
白ねぎは主に邑智郡や安来市で露地栽培され、甘味が強いのが特徴。邑智郡産の白ねぎの多くは広島市場に出荷され、出荷量の多い冬には市場の二〜三割を占めめる。
薬用にんじん(特用作物)
八束町は長野県・福島県とともに薬用にじん栽培の"国内三大産地"のひとつである。その栽培の歴史は古く、約二百年前(安永年間)、松江藩の財政を補う事業として着手したのが始まり。八束町で生産される薬用にんじんは"雲州にんじん"と呼ばれ、本場の高麗にんじんにならぶ世界の最上級品として、海外でも有名。粉末にして滋養強壮剤に用いるほか、天ぷらなど郷土料理の一品として幅広く利用されている。
※持用作物とは、加工を施してから消 費者に利用される作物。
寿 物産 朝鮮人参、朝鮮人参粉末セット…八束町特産品・八束町観光
島根の朝鮮人蔘は江戸中期より栽培され、250年の歴史があります。この朝鮮人蔘に含まれる成分は、身体のバランスを良くし、血液を浄化し、血管の若返りを促し健康維持、総合美容に役立つといわれています。また牡丹は富貴草とも呼ばれ、縁起のよい花として親しまれています。
島根県八束郡八束町二子880・Tel:0852-76-2555