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| 五箇村の尾見夫妻 |
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| 隠岐の石臼の目は、八分画のパターン |
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| 伝統食「隠岐そば」熱々のさばだしをかけ、のり、ねぎ、ごまをのせる。 |
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| そば工房おみのざるそば |
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| そばがきの中心に黒砂糖を入れて焼いた「焼きもち」。そばの香りと黒砂糖の甘みが口いっぱいに広がる。 |
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隠岐のそばは、そば粉百%で作られ、麺がすこし太く短かいのが特徴である。だしも独特で、「焼きさば」を使ってつくる。地域にょっては、あご(飛び魚) を使ってつくる所もある。
打ちたてのそばを茄でて、浅めの器に盛り、さばだしをかける。薬味には、ねぎ、ゆず、のり、ごまを使う。のりは、もちろん隠岐の岩のりである。できあがったそばの風味は特に濃く、ゆずの香りがそばの味をさらに引き立てる。隠岐そばには薬味としての大根おろしはない。ただ、焼もちは、大根おろしとしょう油をつけて食べるので、この時は大根おろしが登場するのである。
麺にして食べるそばには「芽かぶそば」があり、わかめの根っこの胞子のできる部分を小さくきざんでトロトロにしてそばにかけて食べる。海の幸、山の幸をいっしょに味わい、隠岐を満喫できる健康によい食べ物である。
「そば通」の食べ方として、山芋をかけて噛まずに食べる人も隠岐にはいるとのこと。これもそば好きの楽しみ方の一つであるかもしれない。「隠岐そばはそば粉百%だから切れやすいのだ。切れにくいそばはニセ物だ」と住民の方は言い切られるところがすごい。
麺にして食べる以外に、焼きもち、そばねり、汁団子などもある。 隠岐のそばの歴史については、はっきりした資料が見つからないのでわからないが、広く島民の生活に根づいている。年越しそばはもちろん節分、祝い事、お祭り、冠婚葬祭には欠かすことのできない、隠岐を代表する食文化の一つになっている。
亥の子祭(陰暦十月の亥の日に行なわれる農家の重要な行事のひとつ)には新米でつくつたお餅、御神酒といっしょにそば切りを神棚に供える。秋の収穫を神仏に感謝するとともに子孫繁栄を願うのである。隠岐民謡の祝い唄「どっさり節」の踊りはそば打ちの様子をユーモラスに表現したもので隠岐民謡の中でも人気がある。
隠岐では、そばは焼畑作物の代表的なもので古くから栽培されている。島後では、家庭用に十六ヘクタール、年間十六トン生産されている。栽培地としては、西郷町の今津地区が古くから盛んで、ここで採れたそばは香り高く、滑らかでおいしいと評判である。
最近は、島内の旅館、民宿、飲食店などのメニューにもそばがあり、観光客が食べることのできる場所が増えてきている。そして、食べるだけでなく、そば打ち体験ができるお店もある。そばといっしょにもう一つの郷土料理「焼きめし」を出す店もある。
隠岐そばを食べさせてくれるお店は、西郷町西町吉田の陽だまり倶楽部、五箇村向ヶ丘のそば工房おみ、五箇村の創世館、都万村奥津戸のレストランうみさちがある。
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