|
国定公園「船通山」
船通山(烏髪の峯)は、出雲神話で素盞鳴尊が天原から降臨された地とされている伝説の山で、斐伊川の源流となっています。
この鳥上滝登山コースは渓谷に泊った自然林が美しく、また稜線には高山性の植物が豊富で、途中自然観察ができるようになっています。貴重な自然はみんなの財産です。大切にしてください。頂上まで2.2KM、1時闇とちょっとです。ゆっくりと登りましょう。
オロチ退治
711年に完成した古事記には、オロチ退治の神話が次のように語られています。「高天原から追放されたスサノオは、出雲の国肥の川上鳥髪(鳥上)の地に降りたった。川上より箸が流れて来たので訪ねていくと、老いた夫婦が娘を中にして泣いていた。訳をたずねると、「眼はほおずきのように真っ赤に燃え、八つの尾を持ち、身体の大きさは八つの谷をこえわたるヤマタノオロチが住んでいて、年毎にやってきては娘を食い、今年は八人目のこの娘の番にあたり、泣き悲しんでおります。」とのこと。スサノオは娘をクシにかえ、自らのみづら(角髪)に隠し、老夫婦に命じ八塩折(八度も発酵を重ねて醸造)の酒をつくらせ、垣根の八カ所の門毎に酒船をなみなみとつがせた。やがてオロチが現れ、酒船の酒をつぎつぎと飲み、ついに酔いつぶれて眠ってしまった。このときスサノオは十拳の剣を抜いオロチに斬りかかり、長い格闘の末オロチを退治した。オロチの血は肥の川を赤く濁すほどおびただしいものであった。オロチの尾をさいていくと大刀が現れた。スサノオはこの大刀を天照大神に奉った。これが三種の神器のひとつ草薙の剣である。
|