| 温泉は温泉津川の川べりにあり、三方を山に囲まれ、西は湾にのぞんでいる。
泉源は4つあり、泉温は46〜50℃。泉質はNa-Cl泉で胃陽病・神経痛に効能があるほか、近年は、原爆症にも効果があるとして広島方面からの湯治客が多くなっている。
古くから知られた温泉で、伝説によると今から約1,000年以上も前、旅の憎が行脚の途中、この津に来て一夜の宿を乞うたが、里人は僧を怪しんで泊めようとしない。
しかたなく無住の坊に仮寝をしていた侶は、天地を揺るがす雷鳴と共に現われた妖怪に襲われた。憎が剣をもってこの妖怪に切りつけると、たちまち雷鳴は止み、妖怪もかき消えた。
あくる日、点々とあとの残った血痕をしるべに山あいに入ると、そこに昨夜の妖怪と思われる古狸が、湧き出る泉で傷をいやしているのがみえた。
僧は里人と共にこの泉を再び訪ねて見ると、まさしく温泉であったという。7月7日には温泉祭が行われ、海水浴シーズンとも重なり賑わう。
泉質→含土類食塩泉 効能(適応症)→高血圧、ムチ打ち、婦人病、神経痛など
問い合わせ→湯泉津町観光協会(0855-65-2065) アクセス→JR温泉津駅から車で5分、浜田自動車道大朝ICから車で60分
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