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| 和紙のできるまで |
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木を刈り取り、蒸して皮をはぐ。外側の黒皮を包丁でけずり取り白皮にする。この白皮が紙になる。
自皮は乾燥させて保存する。
紙をすく時、白皮を一昼夜水につけ、白皮のキズなどを包丁で取る。白皮3本く らいで1枚の和紙になる。
出雲民芸紙では一年間で、この皮を約4t使う。
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白皮を釜に入れ、ソーダ灰を加えてやわらかくなるまで煮る。
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やわらかくなった皮は、水の中であくぬきをして、きれいな紙にするため、皮についてるごみを一本一本ていねいに取る。これを3回くらいくり返すが、細かな大変な作業。
皮をくだいて繊維にする。昔は棒でたたくなど手打ちだったが、いまは「足ぶみ式うす」で打つ方法と、「ビーター」(機械)と両方を使っている。出来たものを紙料という。
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「すきぶね」の中に紙料と水とネリ(とろろあおいの根から出る粘った液)を加え、紙すき道具「すき牛・けた」で紙をすく。ネリの作用で紙と紙の間に何もはさまなくてもくっつかない。
特にすくのは難しい作業で、一日250枚くらいすくが、全部同じ厚さにできるのは、長い間すいてきた職人さんのカンによる。まだ水も大切で、どじょうが住めるきれいな水でないと、紙の繊維がいたみ、良い紙にならない。
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すいた紙は水分をたくさん含んでいるので、上から重しで押さえ「水切り」する。
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水切りした紙を、一枚ずつはがして乾燥する。
乾燥には、板に張りつけて干す天日乾燥と、蒸気で熱した鉄板に張って干す火力乾燥がある。
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