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高飯
こんもりと盛り上げられた、これが高飯。椀には、およそ四合の飯が盛られる。
高さは?
高さは8寸(24cm)以上になる。
椀隠し
一杯を食べるのもやっとなのに、当屋の人は客人にもっと食べてもらおうと、食べ終わったそばから椀をとって、また飯を盛って出そうとする。客人は椀をとられまいと、背中に回したり、たもとに隠したり。椀が奪われると、どっと笑いが起こる。
起こり
柿木村の下須に伝わる萬歳楽は、約五百年前に始まったといわれる。当時、下須はやせた土地だったため、農民は自分たちの食べる米まで、年貢に納めていた。ある豊年の年、村人たちは秋の収穫に感謝しながら、お腹をいっぱいにしようと米を炊いて、椀に山盛りにして食べたといわれる。こうして始まった萬歳楽は、今も毎年十二月初旬、一年に一度の楽しみとして受け継がれている。
大飯食い
萬歳楽の楽しみは、「高飯」と呼ばれる大飯を食べること。椀からこぼれんばかりに盛られた飯を、招かれた十五人ほどの客人が「椀隠し」をしながら食べる。
幣くじ
萬歳楽の儀式を行う家は当家と呼ばれ、前年の幣くじによって選ばれる。幣くじの後には、神職や客人代表などの舞が奉納され、舞いと共に客人が「まんざいらく!」と、三回ほど大声で唱える。
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