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文豪小泉八雲が愛した水の都松江市。東に中海、西に夕日が美しい宍道湖、松江城の周りには堀川が走り、いたるところで水の風景に出会えます。城下町として栄え、数多くの文化遺産が今も残り、国際文化観光都市に指定。  
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松江観光協会(島根県松江市中原町19)Tel.0852-27-5843・Fax.0852-26-6869
松江商工会議所(島根県松江市母衣町55-4)Tel.0852-23-1616・ Fax. 0852-23-1656
《 訪れた多くの文化人たちは、水の都松江の美しい風光を書いています! 》
 
出雲は美しい穏やかな土地です。

北側には東西65キロの島根半島が長々と横たわって日本海の風涛を防ぎ、南側には重畳たる中国山脈が千メートル級の高峰を連ねて走り、それらに抱かれた出雲はまるで箱庭のようなこじんまりとした世界です。宍道湖と中海の二つの湖水はアップリケのように出雲の風情を引き立たせています。

静かな空の下で、雲は人の心を追い掛けながら去来します。

益田出身の作家田畑修一郎は湖水の風景を見ながら。雲は多いばかりでなく美しい。(略)いつとはなしに、雲を見ては水を眺め、水を見ては雲の方に目をやったりした。(略)私には、この水と空と雲とのつくり出す或る微妙なたゆたひが、あらゆる出雲的な性格に反映しているように思われる。『出雲・石見』より

ひと夏、山陰松江に暮した事がある。(略)私は此処で出来るだけ簡素な暮しをした。人と人と人との交渉で疲れ切った都会の生活から来ると、大変心が安まった。虫と鳥と魚と水と草と空と、それから最後に人間との交渉ある暮しだった。『濠端(ほりばた)の住まひ』より

こう記した志賀直哉が友人里見トンと三カ月余り滞在したのは、大正3年の夏のことでした。直哉32歳、里見27歳でした。直哉はそのころ、孤独と不安な精神状態にありましたし、里見も恋愛問題で苦しんでいました。二人は松江の宿を拠点に、よく近郊を歩きました。旧い神話の舞台である土地は、私たちにも忘れられない美しい印象を残した。『在る年の初夏に』と里見は書いています。

芥川龍之介が失恋の痛手を癒すため、友人井川(恒藤)恭の招きで松江を訪れたのは、大正4年のことでした。彼は滞在中、地元の松陽新報に松江の印象記を投稿しました。松江は殆ど、海を除いて「あらゆる水」を持っている。椿が濃い紅の実をつづる下に暗くよどんでいる濠の水から、(略)滑らかな硝子板のような光沢のあり、どことなくLIFELIKEな湖水の水に変るまで、水は松江を縦横に貫流して、その光と影との限りない調和を示しながら、(略)絶えず懶(ものう)い呟(つぶや)きを此処に住む人間の耳に伝えつつあるのである。『松江印象記』より

渡辺淳一もいっています。宍道湖ほど(略)自然のおおらかさをたたえている湖はない。『みずうみ紀行』より

宍道湖には原色のけばけばしさはありません。その周りの山々も、松江の町並みも淡い色に包まれ、落ち着いた静けさが感じられます。

こうした風景を、五木寛之は松江は永遠に静かな、すんだ町なのだろう。『地図のない旅』といい

立原道造もしづかだ、だが、そのしづかさは眠ってゐるしづかさだ。『長崎ノート』より

しかし、穏やかに広がる湖水の光と影、家並みを水面に映し出す風情の中にかすかにきらめくものが潜み、旅人の郷愁を誘っています。

二葉亭四迷の心に文学的なものを芽生えさせたのは、少年期を過ごした松江の風土でした。また多くの作家、詩人が松江の風景を求めて訪れました。

昭和2年、島崎藤村は次男鶏二と訪れました10日余り山陰を旅した藤村はこの町が大変気に入っていっそ松江の人にでもなってしまおうか『山陰土産』と冗談を飛ばすほどでした。その3年後、与謝野鉄幹、晶子夫妻が松江に遊びました。

幼児期を大社で過ごした阿部知二はこう記しています。出雲の印象は、私にとっては宍道湖の中心として心にあらわれてくる。(略)温和な、親しみやすい、一見平凡ともいえそうな、しかし繊細で陰影がゆたかで、どことなく夢幻的なものを感じさせる。『宍道湖のほとり』より

その宍道湖が温和な姿をかなぐり捨てる一瞬があるのです。それは夕陽に映える湖です。

宍道湖に於て見るペきものはただ一つしか無い。壮麗なる落日のけしきである。『諸国畸人伝−小林如泥』と書いた石川淳だけでなく、夕陽の美しさを描いた文人は少なくありません。

田山花袋『山水小記』、駒田信二『湖と私』、尾崎士郎『雷電』、岡本太郎『日本再発見』など数え切れないほどの文人たちが、神秘的な情景に見せられたのでした。

大正二年暮れから、二年余り出雲今市に住んだ詩人の田中冬二の詩集『青い夜道』に「松江」という詩があります。

「秋になった 湖水の鱸の美味しいころとなった 秋の星座をうつしたしづかな湖水に 鱸はかなしくも美味になっていった」

宍道湖は四季折々の味覚を楽しませてくれます。鱸が悲しくもおいしくなるころ、白魚捕りの漁火が湖面にきらめき、長い冬ごもりに入ります。

出雲は茶どころです。安来出身の陶芸家河井寛次郎は次のようにいっています。出雲の冬は、炬燵とぽてぽて茶で明けくれた。『手で考え足で思う』より

薄茶がこの町の暮らしの中に立てられ出したのは何時頃であったろう。朝十時頃になると家人はみな座敷に集まって、火鉢か炬燵の横に短冊形の茶箱を置いて母親たちが立てました。『六十年前の今』より

江戸時代、民家にとって無縁であった不昧の茶の湯は、知らず知らずの間に民衆に受容されていったのです。そして、陶器、漆器、工芸、和菓子、料理などの茶道文化は、民衆に見守られて育ちました。

からころと下駄の音が、漸次高く響いてくる。大橋の上で下駄の鳴る音は、何うしても忘れられない。『神々の国の首都−松江』と、日本人の気付かなかった音に聞き入って、知られぬ日本の面影を求めたのは小泉八雲でした。彼は明治23年(1980)はるばる長い旅をして松江にやって来ました。孤独な八雲の心に出雲の自然と文化、そして人々がどれほど慰めとなったか、はかり知れません。

開高健もいっています。この町へくるには濁りに濁り、疲れに疲れしたうえでのほうがいいのではあるまいかと思われる。『新しい天体』より

《 松江市観光ハイビジョン撮影映像 》
 
松江市観光「水と文化の回廊」山陰インターネットビジョン
水と文化の回廊
日本海の水は中海に連なっている。中海から西に遡れば、やがて宍道湖に至る。そしてこの巨大な水の連なりは松江城を取り囲む堀川へと流れ込む。松江はこの水の回廊を最大限に活用して造られた、いわば水の十字路にたつ都市である。
20世紀の文明は水と緑を失うことと引き換えに築かれた文明である。奇跡的に堀川の9割を今に残してきた松江は、今新しい水の都創造の道を歩みだした。
水は人々の心を映す鏡である。松江にとって未来を左右する重要な言葉だ。水とともに暮らしてきた、松江の文化と歴史。それを松江独自のメッセージとして世界に向かって発信していくこと。それは松江をこよなく愛し、日本文化を愛してやまなかった小泉八雲の願いだったかもしれない。
 
松江市観光「不昧公」山陰インターネットビジョン
不昧公と茶の湯
「不昧公」七代藩主松平治郷(はるさと)は江戸時代の茶道を代表する茶人として高名です。20歳ですでにに石州流の最終課程を終了してしまうほどの英才でした。
公は「茶は自分の身を修め、家を整え、国を良くし、天下を平和にする道ある」と説いています。美術工芸にも目が利き、楽山窯や布志名窯を興し、領内の工芸を盛り立てました。不昧公は「わが流儀立つべからず、諸流我が流儀にて別に立派あるベからず」と自らの茶の湯の本質についてのべています。
茶所松江には変わったお茶も伝えられています。農民が考えだした茶粥のようなものといわれますが、現在も松江城近くの茶店で「ぼてぼて茶」を味わうことができます。松江には不昧公が築いた文化が礎となり、今も脈々と生活の中にとけ込み、そして息づいています。
松江城と鼕行列
松江城は1611年に戦国の武将、堀尾吉晴によって築かれた。この城は実戦を重視した堅牢で雄大な姿が特徴です。
宍道湖は面積が約79.2平方メートルで日本で7番目に大きく、真水と日本海の塩水がまざりあう汽水湖です。宍道湖の畔には松江しんじ湖温泉があります。この温泉は地下1,250メートルから吹き出す75度という高温で良質な湯をたたえています。朝もやのなかにシジミ取りの姿を宿の窓から楽しむことができます。
鼕行列は5代藩主松平宣維(まつだいらのぶずみ)公奥方岩姫が、京都の伏見家から降嫁される際、町方の人々がお祝いのために始めたものといわれています。松江ではその昔、皮の直径と胴の長さが同じ太鼓のことを鼕と呼びました。現在では松江祭鼕行列として、
毎年10月の第3日曜日に開催されています。
 
松江市観光「八雲立つ風土記の丘」山陰インターネットビジョン
八雲立つ風土記の丘
「八雲立つ風土記の丘」の資料館。ここには膨大な古代史の研究財産が並んでいます。松江市の大庭・大草・竹矢町を中心に八雲立つ風土記の丘周辺が整備されつつあり、東西5キロ、南北3キロの範囲に及びます。
神魂神社(かもすじんじゃ)本殿は現在の出雲大社よりも古い様式をとどめた全国的にも珍しい造りで、国宝に指定されています。付近には国庁跡や国分寺、国分尼寺などの遺構があります。
国庁跡は一辺が約166メートルに及ぶ区画であったと推定されています。古代出雲の国は大陸諸国から見れば、日本に最も近いところでした。大陸文明や文化をいち早く吸収出来た出雲の国は、日本という国の歴史を開くとびらのようなところであったのです。
松江市観光「堀川めぐり」山陰インターネットビジョン
水郷松江と堀川めぐり
松江藩の家老であった乙部家に代々伝わる城下絵図です。松江城から主要な場所までの距離が朱書きされています。この古地図からは、当時の堀川の姿や町割りなどを知ることができ、貴重な資料といえます。
堀川は城をとり囲むように作られ、松江城が守備の要として水を積極的に取り入れていたことがわかります。江戸時代に築かれた石垣も当時の佇まいを偲ばせます。1997年には「ぐるっと松江堀川めぐり」が始まり、年間20万人から30万人もの人が訪れる松江市の観光の新名所となっています。
堀川の水は宍道湖と連なる水門によって管理され適切な水量が保たれるようになりました。堀川めぐりは水都松江創造にとって大きな役割を果たしています。
 
松江市観光「諸手船神事」山陰インターネットビジョン
諸手船神事「美保神社」
諸手船神事は出雲神話「国譲り」にまつわる神事で、毎年12月3日氏子が中心となって行っている。
神事は大国主神が使いを出して国譲りを御子神の事代主神にゆだねた場面を再現する。二隻の諸手船は太鼓の音を合図に漕ぎ出し、互いに競いながら岬にある客人山の下へ向かう。山上の客人社を遙拝したあと、ふたたび競い合い戻ると互いに水をかけ合う。船の舳先に立てた真剣を神社の随神門に納めたのち、船はふたたび湾内に漕ぎ出し、また戻る。宮司と問答をしたのち一同、国譲りのときに事代主神が打ったとされる「天の逆手」を打って手締めとする。さらになんどか競漕を繰り返し海水をかけあう清めの儀式を行う。
松江市観光「小泉八雲」山陰インターネットビジョン
小泉八雲と松江
1890年小泉八雲は島根県尋常中学校の講師として赴任、その後1年3ヵ月松江で暮らすことになりました。八雲は彼の身の回りの世話をしていた小泉セツと結婚し日本に帰化します。やがて子供をもうけました。
八雲は日本に伝わる怪談の数々に興味を引かれました、なかでも耳無し芳一の話は有名です。6代藩主松平宗衍壽蔵碑は松平家菩提寺月照寺にあり、この大きな亀が夜な夜な松江の町に出て歩き回ったという話に八雲は深い関心を持ちました。
八雲が使った机です。目の悪かった八雲はこの机に覆いかぶさるようにして筆を執り、鬼気迫る勢いでペンを走らせたと妻のセツは述懐しています。
八雲は古色ゆかしい城下町から世界に向けて日本の文化を紹介しました。いま新ためて八雲を通して日本の文化について考える機会を与えられます。
《 旧松江市観光ガイド 》
 
宍道湖
全国で7番目に大きい宍道湖は、真水と海水の混ざりあった汽水湖です。特に刻々と表情を変える夕景の美しさは絶景で、水都松江の象徴になっています。夕日観賞には白潟公園から国道9号線にかけての湖岸がおすすめです
問0852-55-5214(松江市観光文化課)松江駅から徒歩15分、光遊覧船の第1乗船場(松江港)へは松江駅から徒歩15分、第2乗船場へは松江駅から徒歩5分
 
嫁ヶ島
宍道湖に浮かぶ周囲240mの島で、湖に落ちて亡くなった若い嫁の身がらとともに浮かび上がったという悲しい伝説があります。夕日に染まる湖に浮かぶ島のシルエットは息をのむ美しさで、宍道湖の夕景をよりすばらしいものにしています。
 
宍道湖夕映見ごろ時間
季節によって夕映えの時間が違うので、グラフで確認して下さい。「ぐるっと松江レイクライン」や宍道湖遊覧船にも夕日コースが設定されています。
 
島根県立美術館(館内からの夕日は絶景)→詳細
宍道湖を一望できる開放的なエントランスロビーや湖岸のモニュメントを楽しめる外庭など、抜群のロケーションを誇る美術館です。収蔵作品は国内外の絵画、版画、彫刻、写真など多彩です。
問0852-55-4700(島根県立美術館)10:00〜18:00(3・9月の閉館時は日没30分後)休館月曜(祝日の場合は翌日休)300円(企画展は別料金)松江駅から徒歩15分P200台松江市袖師町1-5
 
松江しんじ湖温泉詳細
宍道湖畔に位置する温泉街で、宿からは湖が一望でき、早朝には湖面に浮かぶしじみ舟を見ることもできます。また、宍道湖七珍料理も温泉と合わせて堪能できます(要予約)。温泉入り口には一畑電鉄の駅があるので、出雲方面へも気軽に足をのばせます。
問0852-55-5214(松江市文化観光課)松江駅からまつえウォーカー右回りで11分、松江温泉下車すぐ松江市千鳥町
 
松江大橋
慶長13年(1608)、松江城築城の際に造られ現在は17代目になる松江大橋。御影石の欄干と唐金の擬宝珠が歴史と風情を漂わせます。また、歩道の展望台からは晴れた日には大山が望めます。
松江大橋・松江駅から徒歩15分京店商店街駐車場利用(有料)
 
カラコロ工房 詳細
旧日銀松江支店の建物を修復し「匠」をテーマにリニューアルした製造・販売一体型の工芸館。ガラス、めのう、銀、陶芸、古布、木工等の職人や作家の手仕事を紹介するエ房とブランドショップや技を伝える手づくり体験教室の他、手づくパンやジェラート、フレンチレストラン、名物出雲そばといった飲食も充実。地下の金庫室にそのまま残る大扉も必見。
松江駅からレークラインでカラコロ工房下車すぐ
松江城
千鳥城の名をもつ松江城は、松江開府の祖堀尾吉晴が慶長16年(1611年)、4年の歳月をかけて完成させたもので堀尾氏3代、京極氏1代、松平氏10代の居城。明治初年の取り壊しを免れた5層6階の天守閣(重文指定)は、築城後400年のいまも往時の風格をそのままに漂わせています。実戦本位のつくり、黒く分厚い下見根で覆われた武骨な構えに桃山風の荘重雄大な手法がうかがえ、天守閣からは市内を一望できます。
問0852-21-4030(松江城山公園管理事務所)・8:30〜16:30(夏期延長あり)無休・公園内無料、天守閣550円P50台松江駅からレイクラインで12分、松江城(大手前)下車、徒歩5分松江市殿町1-5
 
松江堀川めぐり 詳細
松江城を取り囲む堀川を約1時間かけてのんびり船で周遊します。川面に映る深い緑に心なごませながら松江の町並みを眺めれば最高に爽快です。冬には名物こたつ船が登場します。
問0852-27-0417(堀川遊覧船管理事務所)9:00〜季節により異なる(15分間隔)、12月〜2月は10:00〜15:00(20分間隔)無休・1200円乗船場の松江堀川広場へは、松江駅からレークラインデ26分、堀川遊覧船下車すぐ城山西駐車場利用(遊覧船利用者は2時間無料)
 
塩見縄手
松江城の内堀を隔てた北側に弓なりに延びる通りは"塩見縄手"と呼ばれ、小泉八雲旧居をはじめとする武家屋敷が並んでいます。歩道の脇の老松が堀に影を映し、城下町の面影を最も色濃く残す一角です。
松江駅からレークラインで24分、塩見縄手下車すぐ城山西駐車場利用(有料)松江市北堀町
武家屋敷
約260年前の松江藩中級藩士の屋敷で、刀だんすやお歯黒道具をはじめ当時の家具調度晶、生活用具などを展示しています。また、玄関や座敷部分の立派な造りに対して私生活部分は質素にするなど、公私のけじめをつけていた武家の暮らしぶりが偲ばれます。
問0852-22-22438:30〜18:30(12〜2月は16:40まで)無休・300円 松江駅からレークラインで24分、小泉八雲記念館前下車すぐP市営城山西駐車場利用松江市北堀町305
 
小泉八雲記念館
明治23年8月に松江中学の英語教師として来校した小泉八雲は、熊本に転任するまでの1年2か月あまりを松江で過ごしました。小泉八雲旧居は享保年間(約200年前)に士族の屋敷として建てられたもので、三方を庭で固まれた平屋建瓦葺の家です。八雲は旧松江藩士の娘セツと結婚後ここに住み、取材をかねて出雲地方各地を訪ね歩いて多くの著作を書きました。旧居に隣接する土蔵造りの小泉八雲記念館には、文机やランプ、トランク、ペン皿など八雲の愛用品、遺品を中心に約600点が展示されています。
問0852-21-2147(小泉八雲記念館)8:30〜16:40(8・9月は18:30まで)無休300円松江駅からレイクラインで26分、小泉八雲記念館前下車、徒歩1分市営城山西駐車場利用
月照寺
松江藩主松平家の菩堤寺です。江戸時代、火難にあいましたが墓所と廊門はほぼ完全な姿で残り、その閑雅さを小泉八雲も絶賛したといいます。山門正面にある七代藩主治郷(不昧公)のものは、名工・小林如泥の作で、飾りのブドウの透かし彫りなどが見事です。境内にある大きな亀の背にのった石碑は六代藩主の寿蔵碑で、この大亀は夜ごとに町へ散歩に出たという伝説があります。
問0852-21-60568:30〜17:30(11〜3月は17:00まで)無休400円松江駅からレークラインで15分、月照寺前下車、徒歩すぐP3台松江市外中原町79
 
天倫寺
天倫寺からの眺望は、宍道湖十景・松江八景にあげられたほどの絶景です。鐘楼にある梵鐘は朝鮮鐘で国の重要文化財。音のいいことで知られています。
問0852-21-6488境内自由松江駅から一畑バスで17分、天倫寺前下車すぐP2台松江市堂形町589
 
円成寺
慶長16年(1611)、松江城を築いた堀尾吉晴が、宮田城下にあった寺を松江市国屋町に移し瑞応寺としましたが、後に入国した京極忠高が現在の地に移し、初代城主忠晴の法号にちなみ円成寺と定めました。堀尾氏3代の菩提寺で、堀尾忠晴(吉晴の孫)の木像や五輪塔など、堀尾氏ゆかりの遺品が残されています。華道小原流創始者・小原雲心の墓所があることでも知られています。
 
大雄寺
松江開府の際に広瀬町から移された法華宗の寺で、静寂さの中に心落ち着く風情をかもしだしています。石垣と白壁の山門をくぐると、左側に小泉八雲の「飴を買う女」の舞台となった墓地があります。この怪談は、母親が赤ん坊のために幽霊となって飴を買いに来るという物語で、母の愛の強さを訴えています。
問0852-21-1468境内自由一畑電鉄松江温泉駅から徒歩5分P2台松江市中原町234
 
菅田庵
塩見縄手の北西、かつての松江藩家老有沢家の山荘には不昧公ゆかりの茶室、菅田庵(重文指定)があります。寛政4年(1792年)、大名茶人として知られる松江藩7代藩主松平治郷(不昧公)の指図で建てられたもので、一畳台目中板の茶席は形式にこだわらない壮年のころの不昧公らしい試みが随所に見られます
問0852-21-4288休(木曜、悪天候の日)700円、抹茶350円(和菓子付) 松江駅から松江市営バスで17分・管田下車、徒歩10分P3台松江市管田町106
 
明々庵
中柱のない本席、向切りの炉など随所に不昧公の好みが生かされた茅葺きの入母屋造の茶室です。ここからは松江城が眺められるうえ、隣接する百草亭で抹茶をいただくこともできます。
問0852-21-9863(明々庵)無休200円、抹茶350円(和菓子付)松江駅からレークラインで24分塩見縄手下車、徒歩4分P10台松江市北堀町278
神魂神社
イザナミノミコトを主祭神とする古社で、通称「大庭の大宮さん」。本殿は現存する大社造りの社殿のうち最も古く、国宝に指定されています。参道の苔むした石段が、より荘重な雰囲気をかもし出しています。
市営バスかんべの里から徒歩3分・P20台
 
八重垣神社
縁結びで知られる八重垣神社は、八岐大蛇退治を終えた素蓋鳴尊が稲田姫とともに新居を営んだところとされています。稲田姫などを描いた社殿の壁画(重文指定)は、神社の障壁画としては日本最古のもの。裏手にある鏡の池は稲田姫が鏡がわりに使ったと伝えられ、硬貨を紙片にのせて水に浮かべ、その沈み方によって縁談を占う"コイン占い"が若い女性に人気です
問0852-21-40309:00〜17:00無休園内自由、宝物館200円P150台松江駅からレ一畑バスで18分、終点八重垣神社下車すぐ松江市佐草町227
 
八雲立つ風土記の丘
かつて古代出雲文化の中心的な役割を任った地です。島根県立八雲立つ風土記の丘資料館や出雲かんべの里、八重垣神社、神魂神社など古代の趣を今に伝えるスポットが点在しています。
問0852-23−2485(風土記の丘資料館)休(月曜、祝日の場合は翌日休)入園自由、資料館150円P150台松江駅からレ一畑バスで約33分、風土記の丘下車、徒歩3分P40台松江市大庭町456
 
出雲かんべの里
出雲地方に伝わる民話や神話、伝統工芸を楽しく体験できる施設です。「民話館」では、マジックビジョンによる「耳なし芳−」の上映をはじめ、パネル・映像などによる出雲神話の紹介をしています。「工芸館」では、和紙てまり・藤工芸・ろくろ木エ・機織り・陶芸といった伝統の技を紹介しています。工芸館は工房も兼ねているため、直接話を聞きながら技術に触れられ、予約をすれば、製作体験もできます。ほかにも敷地内には、ヤマザクラなどの群生する「自然の森」、様々な水生植物が自生する「自然観察園」があります。
問0852-28-00409:00〜17:00(民話館16:30まで・休(月曜、祝日の場合は翌日休)民話館400円、こうげい館無料(体験は有料、予約制) 松江駅から一畑バスで34分、大庭車庫下車すぐ小泉八雲記念館前下車すぐP30台松江市大庭町1614
 
松江郷土館(興雲閣)
明治時代の白亜の洋館で、和風の意匠を随所に取り入れ、見事に調和しています。歴史・民俗資料・エ芸晶など郷土資料が展示されています。
問0852-22-39588:30〜16:40無休無料(特別展は有料)松江駅からレークラインで9分、松江城(大手前)下車徒歩4分P市営城山西駐車場利用松江市殿町1-59
松江フォーゲルパーク詳細
日本では珍しい花と鳥の公園。花のテーマ展示温室は、世界最大級の規模で、年中満開の数千種のベゴニア、フクシアを中心とする花の別天地が楽しめます。二つの鳥の温室をはじめ、園内各所ではたくさんの鳥を見ることができ、水鳥たちにえさをやったり、フクロウの飛行ショーを楽しむこともできます。展望台からは宍道湖が一望できます。
問0852-88-98008:30〜16:30無休1500円・ 一畑電鉄フォーゲルパーク駅からすぐP300台(2時間まで無料)松江市大垣町52
 
水郷祭
8月第1土・日曜日、水上劇場、水の広場、船行列、水辺の市、そして湖上花火大会と終日にぎわいます。
問0852-21-4034(松江国際観光案内所)
 
鼕行列 詳細
秋の深まりを告げるのは11月3日に行われる「鼕行列」。宮造りの屋台に乗せた直径2メートルの2つのどう(大太鼓)をはっび姿の市民が取り巻いて、ばちさばきもあざやかに打ち鳴らしながら市内を練り歩きます。
問0852-21-4034(松江国際観光案内所)
 
出雲そば 詳細
全国津々浦々色々なそばがありますが、出雲そばといえば、そばの甘皮もー緒に挽いた色の濃い独特の風味が特徴です。特に割子そばが有名。濃いめ目のダシを少量かけていただきます。
問0852-21-4034(松江国際観光案内所)
 
宍道湖七珍 詳細
宍道湖は淡水と海水が混じった汽水湖で、魚介類が豊富。なかでもシラウオ、シジミ、ウナギ、モロゲエビ、アマサギ、コイ、スズキぱ"宍道湖七珍"と呼ばれ、いずれも松江ならではの味が自慢です。
問0852-21-4034(松江国際観光案内所)
 
松江和菓子 詳細
不昧公が参勤交代のおり、江戸の茶文化を持ち帰り、地元で和菓子を作らせたのが、松江和菓子隆盛のきっかけとされています。その後茶の湯が盛んになるにつれ、松江には優美な姿と繊細な味わいを持つ銘菓が続々と誕生しました。不昧公が茶席に用いた和菓子は「茶事12ヵ月」に記録されており、春の「若草」秋の「山川」は松江を代表する銘菓として今に伝えられています。
 
《 玉湯町.美保関町.八束町.鹿島町.島根町.八雲町.宍道町観光ガイド 》
 
玉造温泉(玉湯町)
大国主命と一緒に国造をした少彦名命が発見したと伝えられる日本屈指の名湯。平安時代には「玉造」の名は京の都まで聞こえ貴族の間でも評判になっていたと、清少納言が「枕草子」でふれています。勾玉橋のかかる玉湯川の両側に軒を連ねる旅館街に漂う揚けむり情緒。春には土手の桜並木が見事な花を咲かせ、川沿いを散策するのも楽しいもの。
問0852-62-3300(玉造温泉観光協会)山陰本線「玉造温泉駅」から玉造温泉行の一畑バス約10分、玉造温泉下車 松江市玉湯町玉造
 
玉作りの里(玉湯町)
「出雲国風土記」によれば出雲国造は勾玉など儀式用のさまざまな玉を作って朝廷に献上していたとされ、玉湯町は古くからの"玉作りの里"として知られています。玉の原石は碧玉とめのう、水晶で、これを採掘した坑が今も花仙山に数多く残っています。また町内各地に玉作り遺跡が分布しています。玉造温泉の東側の高台一帯はこれらの遺物が多数発見され、大正11年に生産遺跡として全国で初めて国の史跡の指定を受けています。その後本格的な発掘調査が行われ、多数の玉作の工房祉、玉類の未完成品、玉作りの工具などが見つかり、古墳時代から平安時代にかけて大規模な玉作りが行われていたことが確認されました。ここは出雲玉作史跡公園(2.8ヘクタール)として整備され、玉作り工房跡、復元家屋(竪穴式住居)、古墳などが保存されているほか、近くにはちびっ子広場や休憩広場、テニスコートもあります。
 
花仙山(玉湯町)
わが国で最も品質の高い碧玉を産出し、古代の玉作りや近世末期からのめのう細工を支えた山
 
出雲玉作資料館(玉湯町)
史跡に隣接する出雲玉作資料館は全国で唯一の古代玉作りの資料館。館内には出雲玉作跡からの出土品のほか伝統工芸の近代めのう細工、布志名焼などが展示されています。玉作り作業の様子を示す模型などもあり、古代の玉作りを楽しく知ることができるのも魅力です。また、この出雲玉作跡のひとつから出雲では最も古く全国でも最古級と思われる8世紀のたたら製鉄遺跡が発見され、話題を呼んでいます。
 
 
 
青石畳通り(美保関町)
美保関は江戸時代に北前船の西廻り航路の寄港地として栄え、美保神社から彿谷寺までの青石畳通りは多くの人々でにぎわいました。当時の面影を残す町並みと青石畳の道が、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
 
美保神社(美保関町)
二柱のご祭神をお祭りする美保神社の本殿は、大社造りを二棟並べて装束の間でつないだ特殊な造りで「美保造り」と呼ばれ、国の重要文化財に指定されている。向かって左手が漁業・商業を始めとする生業の守護神・事代主神が鎮座されている右殿、向かって右手が農業と子孫繁栄の守り神・三穂津姫命がおられる左殿である。檜皮葺きの屋根と、装飾を排した直線的な造りがかえって凛として美しい。神社の歴史は古く、奈良時代以前にすでにこの地にあったとされるが、戦国の世の戦乱ですべてを焼失。現在の本殿は文化10年(1813)の造営、拝殿は昭和3年の建築である。ご祭神である車代主神とはゑびす様のことであり、美保神社は全国各地にあるゑびす社3385社の総本社として、水産・海運に携わる人々から広く敬い親しまれてきた歴史を誇ります。
問0852-73-0506JR松江駅からバス1時間20分、美保神社入口下車松江市美保関町美保関608
 
諸手船神事(美保関町)
行事は12月1日から始まり、2日の宵祭りには、司の舞、巫女米が奉納される。3日の当日は午前中に新嘗祭があり、午後からが諸手船の神事。美保関港に出た二隻の諸手船は、たがいに水をかけあいながら大きく円を描いて三度回り、ヘサキにたてかけてあるマカツという飾りを、どちらが先に美保神社にの本殿に捧げるかを競い合う。
 
青柴垣神事(美保関町)